VRはリアルとデジタルの架け橋になるかも!と思った話

コト|2023/01/05

まいまい

グラベルロードで舗装のない林道を走るのが好きな私が、いつも気になっていたステキな小道(京都一周トレイルのコース)を歩いたときのことです。

しばらく晴れの日が続いていましたが、その日の森は湿度が高くてひんやりと肌寒い気候。

そんな中でも木々や苔はイキイキとしていて、みどりの世界に気分がどんどん上がりました。

 

 

少し歩き進めると、色とりどりの紅葉と落葉の山景色に遭遇。

オレンジや黄色に染まった木々と、松や杉の常緑樹のコントラストが京都らしくてウキウキします。

 

 

 

そんな絵に描いたようなご機嫌モードからほどなくして、予想しなかったアクシデントに見舞われ、失意のうちにステキな小道を後にすることになりました。

 

その理由は・・・、高所恐怖症。

山の斜面の一部を削って作ったような道があり、私はそこを5歩も歩けたかどうか…。

登山アプリやガイドマップで下調べをして、この日を楽しみにしていたのに自分でもビックリでした。

 

コチラが現場写真。画像データではゾクッとする感覚を感じることはありません。

 

 

「高所恐怖症の人は山に行かないのかな?」

「ガイドマップを作る人は、全員高いところが怖くないのかな?」

「そもそも、落ちてもすりむく程度の高さだろうから問題ないという前提なのかな?」

なんの恐怖心もなく歩き進めていた同行者を相手に、高所恐怖症の質問は止まりません。

 

 

高所恐怖症目線の話をしているときにふと思い出したのが、スキューバダイビングのライセンス取得時にプールの中でパニックになり酸素マスクを外した子のこと。

人工的に作られ管理されたプールの中でインストラクターと一緒にいるのに、なぜパニックを起こすのか!?と疑問に思いましたが、その子にとっては水深5mが恐怖だったに違いありません。

高さに対する恐怖心も水深に対する恐怖心も、日常生活では避けることができるため「非日常のリアル体験」といったところでしょうか。

 

行ったことのないところへ足を運ぶ前には、WebサイトやSNSで下調べをするのが主流になっていますが、「非日常のリアル体験」の中に本能的に恐怖を感じてしまうことがないかの確認をしたい場合の手法として、VRコンテンツが有望かもしれないと身に沁みた体験でした。

VRはリアルとデジタルの架け橋になるかも!

 

ステキな小道を引き返す途中で立ち寄った展望スポット

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