コト|2023/08/28
同志社大学の理工学部・理工学研究科では、2018年より「ALL DOSHISHA教育推進プログラム」の一環として、グローバルマインド養成を目的とした、「日本人学生と外国人留学生との共修プログラム(ALL DOSHISHA共修プログラム)」を実施しているが、2021年度はなんと、TKGがこのプログラムをフルサポートするという貴重な機会をいただいた。
学年や国を越え、同じキャンパスで学ぶ理工学部の意欲ある学生さんが、自分たちで研究テ―マも考え、それを実践する。今回は、留学を検討している海外の学生に、同大学での学生生活の魅力をアピールするツールを自分たちで企画し、制作するというテーマに決定。
しかし、日頃より理工学部で学ぶ学生さんたちに、コミュニケーションツール制作の経験、ノウハウはない。
そこで、私たちTKGチームの出番となった。
日本人と留学生合同の共修プログラムチームが、英語でコミュニケーションしながら、自分たちで企画し、ツールを実際につくるという、実にクリエイティブな仕事!
これを5回の講義と実際のモノづくりの現場でサポートさせていただいた。
まず、5回の講義のテーマは、以下のとおり。
1回目 (担当 ミリ)
「企画の前段階の準備について」 アイデアをカタチにするまでの工程を学び、企画の基礎を講義。
2回目 (担当 まいまい)
「企画立案」 SWOT分析から施策コンセプトの骨子を策定するワークショップを実施。
3回目 (担当 板さん)
「提案書作成」 チームで考えた企画を学内承認を得て、制作をスタートさせるための資料作成を講義。
4回目 (担当 しろみ)
「制作」ツール制作の概要、制作フロー、スケジュールの組み立て方など実制作に必要な手順やポイント等を講義。講義後も実際の制作に関わり支援。
5回目 (担当 マーサ)
「広報」 制作した作品をいかにPRし、知ってもらうか。広報の概要からプレゼンの仕方を学び、模擬記者発表会を実施。
この5回の講座では、いずれも聴講だけでなく、チームで考え、まとめ、助け合い、チームでつくることを狙いとしてワークショップも多く取り入れ、講義後の課題などもすべてチームで対応することにした。
今回作成したツールは2種。大学院生の1日の学生生活を紹介する動画「大学院生の1日」と日本への留学(同志社大学理工学研究科国際科学技術コースへの留学)に関する素朴な疑問などに回答する冊子「Q&A GUIDE」。
コロナで休講も多く、なかなか予定どおりに進行しづらい状況のなか、学生さんたちがTKGからの学びを活かし、企画立案からコンテンツ作成までを実践。その後、TKGもお手伝いをしながら、春にこの「ツール」ができあがった。
そして2022年の5月、当プログラムの成果報告会に参加したが、教授の前で、学生さんたちは役割分担して、自分たちが制作したツールについてプレゼンを行った。その後、コメントを戴きながら、終了証を受け取り、無事終了!学生さんたちに安堵の笑顔が生まれた。
今回、当プログラムにTKGも参加させていただくことで、現役の学生さんとの交流を通じ、自分たちも企画制作という仕事について、見つめ直す良き機会をいただいた。また教える、導くという経験は大変貴重な経験となり、学生さんたちの熱意や努力に刺激を受けた。
今後ぜひ、完成したこのツールを積極的に配信し、海の向こうから同大学に興味を持ち、受験してくれる人が増えてくれたら・・と期待する。
ぜひ、ALL DOSHISHA発の世界に発信するコミュニケーションツールをご覧いただきたい。
ちなみに、成果報告プレゼンで学生さんたちが、英語スピーチのなかで「TAIHEI PRINTING」の名前を連呼してくれたことが、とてもうれしかった。(笑)
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