MENU

ブランディング動画の効果的な活用方法とは?メリット・デメリットも解説

2023年9月11日

ブランディング動画は、デジタル時代において活用する価値が高まり、企業やマーケターにとってブランドの成功に欠かせない重要なツールとして、ますます注目されるようになりました。

視聴者に対して、情報を魅力的な映像と感情的なストーリーテリングで伝えることで、ブランドの認知度向上や顧客の共感を促進します。

ここでいうストーリーテリングとは、情報やメッセージを物語のような流れで表現することで、情報を理解しやすく、また覚えやすくするために使われる手法です。ストーリーテリングを通じて、ブランドの商品やサービスがどのように問題を解決する手助けとなるかを示すことが重要です。

この記事では、ブランディング動画の効果的な活用方法やメリットについて解説し、デメリットについても触れていきます。

ブランディング動画とは

ブランディング動画とは、企業や商品、サービスに対する認知度の向上、信頼感の構築、安心感を持ってもらうことなどを目的とした動画です。プロモーション動画のように、具体的な商品やサービスの販売促進に焦点を当てるものではありません。

動画は、企業やサービスのブランディングにおいても有効です。ブランディングという部分に着目すると、動画のストーリーテリングの可能性は特筆すべきでしょう。

動画は、ブランドや製品の背後にあるストーリーや付加価値を効果的に伝えることができます。魅力的なストーリーは視聴者の感情に訴え、ブランドへの共感を生み出す可能性を秘めています。

プロモーション動画については下記の記事を参考にしてください。
プロモーション動画とは?動画の種類や制作のポイント、事例紹介など

動画マーケティングについては下記の記事を参考にしてください。
動画マーケティングの重要性と成功のポイント、事例を交えて解説

ブランディング動画のメリット・デメリット

ブランディング動画には多くのメリット、デメリットがあります。ブランディング動画を作成する前に、その両面を正しく理解しておく必要があるでしょう。メリットとデメリットについて、それぞれいくつかの項目を挙げます。

ブランディング動画のメリット

ブランディング動画のメリットとして、次のような項目が挙げられます。

  • ブランドコンセプトを直感的に伝達

    テキストや静止画像だけでは複雑なコンセプトを伝えるのが難しくても、動画なら直感的にイメージとして伝えることが可能です。

     

  • 強力なストーリーテリング

    動画はストーリーテリングに適しており、ブランドや製品の背後にあるストーリーや付加価値を効果的に伝えることができます。
    魅力的なストーリーは視聴者の感情に訴え、ブランドへの共感を生み出すことができます。
    登場人物、出来事、状況を通じて、視聴者に魅力的な情報を伝えることを目指しましょう。
    ストーリーテリングの魅力は、人々が情報を物語として捉えることで、感情的な共感や興味を引き起こすことができる点にあります。
    抽象的なアイデアやコンセプトも具体的なイメージとして捉えることができ、情報が深く印象付けられるでしょう。
    企業やマーケターは、ストーリーテリングを活用してブランドのメッセージや価値観を効果的に伝え、視聴者の共感を得ることができます。

     

  • 視覚的なインパクト

    動画は視覚的な要素を豊富に活用できるため、テキストや静止画像だけのメディアよりも魅力的で覚えやすいという優位性があります。
    カラフルな映像やアニメーション、洗練されたグラフィックスを用いることで、視聴者の興味を引きつけられます。

     

  • ターゲット市場へのリーチ(広告の到達率・到達範囲)

    動画はインターネットやソーシャルメディアを通じて広く共有される傾向があります。
    シェアされる回数が多いほど、広告のリーチが増え、ブランドの認知度向上に寄与します。

     

  • エンゲージメント(関心・愛着・親近感)の促進

    動画はインタラクティブ(双方向・対話式)な体験を提供可能です。
    これは、顧客との深い関係性の構築につながります。
    視聴者がコンテンツに対して直感的に反応し、コメントを残したり、共有したりすることで、ブランドへの興味やロイヤルティが高まり、それが顧客の獲得に寄与する可能性が高まります。

     

ブランディング動画のデメリット

ブランディング動画にはいくつかのデメリットがあります。次のような項目が挙げられます。

  • 制作コストと時間

    高品質なブランディング動画を制作するには専門的なスキルや機材が必要であり、自社で人材や機材を確保すると制作コストが膨れ上がる場合があります。また、生配信や報道などは別として、動画制作には時間がかかるため、情報提供と反応を即座に求める場合には適切ではありません。

     

  • コストによる制作品質の差

    予算に制約がある場合には、自社制作や低予算での制作になるかもしれません。その場合、制作品質が低下する可能性があります。予算範囲内に収まるのであれば、ブランディング動画の制作はプロフェッショナルな制作チームに依頼するのが望ましいでしょう。

     

  • メッセージの誤解

    動画は視覚的な情報が主体となるため、テキストよりも情報が簡潔に伝達されます。つまり、短い時間内に情報を伝えるためにメッセージが簡略化され、不完全になる可能性があるのです。そのため、視聴者がメッセージを誤解する恐れがあります。

     

ブランディング動画の活用事例

ここでは、ブランディングに秀でる2社の事例を紹介しますので、実際に視聴をしながら動画を制作した背景や狙い、結果などについて見ていきましょう。自社の動画制作のイメージを膨らませてください。

P&G「Best Job(母の愛)」

P&Gは、アメリカ合衆国のオハイオ州に本社を構える、世界最大級の日用消費財メーカーです。母親の育児や家事の様子が映し出されますが、商品は登場しません。いくつかの国や地域の、おそらく庶民的な母親が、子どもを立派に育て上げる映像が流れます。
動画の終盤に「世界でいちばん大変な仕事は、世界で一番素敵な仕事です」「ありがとう、お母さん」というテロップが表示されます。そして、ブランド名・ロゴとともに、P&Gは「ママの公式スポンサー」であるという文言と、IOCの「ワールドワイド(オリンピック)パートナー」であるというメッセージを補足した映像で締めくくっています。
P&G 企業CM 第1弾「Best Job(母の愛)」 - YouTube

Apple「Think different.」

アップルコンピュータが1997年に公開したCMです。直訳すると「違うことを考える」。故スティーブ・ジョブズ氏のナレーションで、歴史上の人物が次々と紹介されていきます。
企業が掲げる価値観と消費者の心象を一致させることに成功した好例と言えるでしょう。
アップルCM「Think different.」(声:スティーブ・ジョブズ)[日本語字幕] - YouTube

ブランディング動画を制作する際のポイント

ブランディング動画を制作する際には、ターゲット視聴者の好みや興味を理解し、適切なメッセージとトーンを提供することが重要です。また、オンライン環境やカルチャーの違いなどを考慮することで、動画の効果を最大限に引き出すことができます。
ブランディング動画を制作する際に考慮すべきポイントとして、次のような項目が挙げられます。

  • 目的を明確にする

    動画の制作に取り組む前に、明確な目的を定義することが重要です。ブランディング動画の目的は、ブランドのメッセージを伝えること、特定の価値観を強調すること、製品やサービスの特徴を紹介することなど、さまざまです。目的を明確にすることで、制作過程で方向性を失わず、効果的な動画を制作できます。

     

  • ターゲット視聴者を理解する

    動画の内容やトーンは、ターゲット視聴者に合わせる必要があります。対象とする視聴者の興味関心や好みを考慮し、感情に訴える要素を盛り込むことで、視聴者とのつながりを強化できます。

     

  • ブランドアイデンティティを反映する

    企業やブランドのアイデンティティを強調する必要があります。ロゴやカラースキーム(色彩計画)、ブランドの物語性やパーソナリティを統一して動画に取り入れることで、ブランドの一貫性を示すことができます。

     

  • ストーリーテリングを活用する

    魅力的なストーリーテリングは、視聴者の感情を動かす力を持っています。ブランディング動画は商品やサービスを超えて、ブランドのストーリーやミッションを伝えることが重要です。

     

  • 短くて分かりやすい内容にする

    ブランディング動画は、視聴者の興味を引くために短く保つことが一般的です。動画が長すぎると、視聴者の注意を引くことが難しくなります。シンプルで分かりやすい内容を心掛けましょう。

     

  • 視覚的な要素を活用する

    動画は視覚的な要素を活用してインパクトを与えることができます。映像、アニメーション、グラフィックスなどを使用して、視聴者に魅力的な映像体験を提供しましょう。

     

  • プロフェッショナルな制作

    ブランディング動画は企業やブランドのイメージを代表する重要なコンテンツですので、プロフェッショナルな制作チームや専門家に依頼することが推奨されます。高品質な動画制作にはコストがかかるかもしれませんが、それに見合った効果が得られます。

     

  • キャッチーなタイトルとサムネイル

    動画のタイトルとサムネイルは、視聴者の興味を引く重要な要素です。魅力的で興味をそそるタイトルとサムネイルを作成して、視聴率やクリック率を向上させましょう。

     

まとめ:ブランディング動画で認知度向上と視聴者の共感を促進しよう

ブランディング動画は、ブランドの認知度向上と視聴者との共感を促進する力を秘めています。魅力的なストーリーテリングや視覚的な要素を活用し、ブランドのイメージを創出することは、競争の激しい市場で成功を収める重要な戦略のひとつです。
デジタル時代である現代において、ブランディング動画はブランドの成功に不可欠なツールになりつつあります。
こうした動画は、ブランドのアイデンティティやメッセージを視覚的かつ感情的に伝える手段として、企業やマーケターによって広く利用されています。
視聴者にブランドの背後にあるストーリーや情熱を伝えることで、ブランドとの強い結びつきを形成できることでしょう。

大平印刷の映像・動画制作
企画、絵コンテ作成から撮影、編集までワンストップ対応

最新のお役立ち情報