コト|2023/08/28
今思えば、遠い昔の話のよう。コロナ前のインバウンド花盛りの京都市内は、巨大なスーツケースとともに、バスになだれ込む外国人観光客グループで溢れかえっていた。住民やこよなく京都を愛する京都ファンにとっては、心配・不安・懸念・ストレス・・・ためいき。
一体この町は、どうなっていくんだろう。昔の京都に戻ってほしい…と祈っていたのは私だけではないと思う。
しかし、3年前のコロナ感染拡大により、海外からの観光客は皆無に近い激減状態に。国内からもしばらく訪ねることが厳しい時期もあり、京都の町から賑わいも活力も消えた。
ついには閉店していく店も次々と…。好きなお店が消えていくのは本当に悲しかった。
そんな沈鬱な時期を越え、ウィズコロナのステージに。だんだんと規制も緩和、京都に足を運ぶ人もじんわり増えてきた。まだコロナ前にこそ戻ってはいないが、国内からの観光客や京都名物の修学旅行生もいて、程よい賑わいぶり。そして、観光客といえば必ずお土産を買っていくのが通例だ。旅の楽しみのひとつがお土産選び。
京都はお土産天国。多種多様の品々が町中のいたるお店で販売されている。コンビニで観光土産を入手できるのは、全国でも京都での導入が早かったと記憶する。またネーミングもパッケージもブラボーなものが多い。伝え上手、売り上手。さすが京都人。
それは選ぶ方からすれば楽しく、うれしい。しかし作る方からすれば、競争も激しく、
ロングセラーになるのは、至難の業。老舗の銘菓が多い京都では、新参者はなかなか難しい。
しかし!コロナ禍のなか、京都で暮らし、仕事をする人たちとチームで、自分たちの得意技を生かして、新たな京都土産を作るプロジェクトに加わった。おいしい食事で笑顔がうまれる、みんなの「よりどころ」になりたいとの願いから生まれた取り組みの一環だ。
どうせ創るなら京都らしい、おいしいものが作りたいね。できたら、地球にもやさしい、体にもやさしいものを!ということで、生まれたのが、「とれたてトマトと白みその京風カレー」。
地元農家さんから、新鮮なふぞろいトマトを分けていただき、それを主役にお野菜たっぷり、
そして隠し味には京の伝統の味「白みそ」を使用!具材がしっかり溶け込んで、まろやかで柔らかく。カレーといえば胃がもたれるイメージがつきまとうが、こちらは後味すっきりで体にもやさしくて、大人のカラダにもやさしいという仕上がり。
と、そんな京土産づくりに参加。コロナもあって、なかなか表に売りに出る機会やご縁も
難しかったけれど、もうコロナともお別れ!これから、自分たちがつくった京土産、もっともっと多くの人に知っていただきたくて。
ご興味がある方は、こちらにアクセス。ぜひともお試しいただき、応援いただけると
うれしいです。これからの新作にもぜひご注目!寒い日はおうちで京のグルメをお楽しみあれ。
・ブランディングサイト yoritoko – みんなのヨリトコ
・ECサイト YORITOKO STORE (stores.jp)
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