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カラーマネージメント環境の構築で均一の印刷品質を実現

2019年4月29日

こんにちは、印刷技術コラム担当の安田です。

今回は、「品質管理」について述べたいと思います。

印刷工場課では3台の印刷機を保有し内1台は昼夜3交替で稼働させています。
この3交替の印刷機では機長が複数人おり勤務シフト表に従ってローテーションで作業を行っていますが、ここで大切になるのが誰が印刷しても同じものが印刷できることです。

「機長が変わると色再現が変わった」とか、「経験の浅い機長だったから・・・。」などと云う事は絶対にあってはなりません。
誰がいつ作業を行っても同じものが印刷できなければなりません。

そこで大平印刷では前工程のDTP課と協力してカラーマネージメント環境の構築を行いました。

カラーマネージメントとは、印刷機械やインクジェットプリンター、デジタル印刷機など、印刷方式の違う出力機の印刷再現性を合わせることです。
更に画像処理オペレーターが使用するモニター画面の色相も合わせることで、出来上がりの印刷物をイメージしながら画像処理することができるようになり、お客様との校正のやり取りで詰めた色の方向性を、最終の印刷物で忠実に再現することが可能となりました。

このカラーマネージメント環境の構築を行う上で一番重要なことは、色相を数値的に把握し管理することです。
従来の熟練した印刷オペレーターの感や経験だけでは、色相を長期に渡ってシビアに管理することはできません。
そのために印刷工場課では下記の2つの数値を用いて印刷物の品質管理を行っています。

1、インキ濃度の数値管理
2、色相の数値管理

この2つの数値を常に把握して異常値が出た時は直ぐに原因を追究し原点に戻すことで、同じ色相再現を行う事が可能になりました。
また経験の浅いオペレーターでも数値を根拠にすることで、感や経験が不要となりベテラン同様の品質を再現することができるようになりました。

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