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当社が受賞をした「京都環境賞」の授与が行われました。

2021/01/20

先日のニュースリリースでお知らせをしていましたように、この度京都府立大学、京都市産業技術研究所、京都府立植物園とともに取り組んでいた触地図+音声ペンの活動が、令和2年度(第18回)京都環境賞の優秀賞を受賞いたしました。

その表彰式が、令和3年1月20日(水)に京都市役所にて執り行われ、当社の杉本豊明常務執行役員が、門川京都市長から表彰状を授与されました。

今回は「触らないと伝わらない環境情報の伝え方改革」を研究テーマとし、京都府立大学 大学院生命環境科学研究科の細矢憲教授をはじめ、京都市産業技術研究所、京都府立植物園との共同チーム「府大ACTR触地図プロジェクト」として、点字印刷と2次元コード印刷を活かした音声ペン(音声情報)を組み合わせ、1枚の触地図に情報集約する活動に取り組みました。

非接触が日常的ルールの1つとされる中で、触ることで情報を得ることができる視覚障がい者に対して、安全でわかりやすく、詳細な情報が得られる伝え方改革が評価され受賞に至りました。

ご協力いただいた皆様へ感謝するとともに、今後も大平印刷はさまざまな取り組みを通じ、人と地球にやさしい活動を続けてまいります。

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<京都府立植物園 触地図+音声ペン>

触地図(しょくちず)とは、視覚障がい者が触覚により空間認識を行うための地図のことで、道路や建物、エリアなどを凹凸のある線や模様で、文字情報は点字で表現しています。

さらに詳しい情報を提供するために、触地図に2次元コードも印刷し、音声ペンを使って音声案内が聞ける機能も付加し、点字を認識できない方にも広く対応する園内マップです。

>こちらから動画でご確認いただけます

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