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京都府立植物園向け触地図+音声ペンの関する取り組みが、京都環境賞の優秀賞を受賞しました。

2021/01/07

京都府立大学、京都市産業技術研究所、京都府立植物園とともに取り組んでいた触地図+音声ペンの活動が、令和2年度(第18回)京都環境賞の優秀賞を受賞いたしました。

京都環境賞とは、京都市が環境に関する市民の関心を高め、様々な実践活動の更なる推進を図ることを目的として創設した賞で、地球温暖化の防止や循環型社会の形成をはじめとした環境保全に貢献する活動を実践される方を表彰するものです。

特に令和2年度は「ウィズコロナ時代に暮らしの中でできる環境にいいこと」をテーマに,環境保全と感染防止を両立させる提案が募集されていました。

今回は「触らないと伝わらない環境情報の伝え方改革」を研究テーマとし、京都府立大学 大学院生命環境科学研究科の細矢憲教授をはじめ、京都市産業技術研究所、京都府立植物園との共同チーム「府大ACTR触地図プロジェクト」として、

点字印刷と2次元コード印刷を活かした音声ペン(音声情報)を組み合わせ、1枚の触地図に情報集約する活動に取り組みました。

非接触が日常的ルールの1つとされる中で、触ることで情報を得ることができる視覚障がい者に対して、安全でわかりやすく、詳細な情報が得られる伝え方改革が評価され受賞に至りました。

ご協力いただいた皆様へ感謝するとともに、今後も環境保全に貢献する活動を続けてまいります。

なお、表彰式は令和3年1月20日(水)に京都市役所にて執り行われます。